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2008.08.15 Friday | - | - | -

今年最初のフライタイイング

さて、明日から4月。そろそろ2007年春コレクションを巻かねばならない。数年前からはまっているフックがこれ。なんて呼ばれるフックかはしらないが、リアルボディなパラシュートフライが巻けるので気に入っている。
フック

パラシュートは視認性が良いし、歩きながら釣り上る場合、瀬でも流れ込みでもフライを交換しないですむ。ただメイフライがハッチするこのシーズン、気分的にはハッチザマッチ的なフライも捨てきれない。で、やわらかボディパラシュートの出番となるのだ。
まずニードルを用意し、ワックスを塗る。


ニードルにスレッドを巻きつけ、表面にマルチグルーを塗布する。少し多めに。
グルー

テール(二本のテールを残したストーク)をニードルに巻き留める。
テール

ボディ材を少しずつ拠りながら張り付ける。何層かに分けて形作る。マルチグルーが多めに塗布しているため、指でまわしながら整形するとマルチグルーが繊維にしみこみ丈夫なボディが完成。あらかじめスレッドを端部に留めておけば、仕上げ時にリブになる。ニードルからは爪でしごきながら、ニードルをまわしボディーを引き抜く。
ボディ

完成。ハックルは小さめのものを5〜7巻きし、ハーフヒッチ2回で巻き留める。
フライ完成

カディスバージョン。柔らかいボディと透けた感じ。魚好みと思う。実際、よく釣れるし飲み込まれることが多いフライ。マルチグルーの量が少ないとボディーが壊れ易いので注意。
カディス


むふむふっ。





2007.03.31 Saturday 21:12 | フライタイイング | comments(0) | trackbacks(0)

リアルタイム丸竹フライロッド製作 その2

21日に一回目の火入れをしたから、今日が4日目。漆室から出すと湿気を吸って狂いがでていた。曲がるのが普通だけど。
2回目火入れ前

で、2回目の火入れ&矯め。いつもより強めに火にいれて、まっすぐ矯め。次回は今週末の予定。地味な作業だけど、火入れと矯めは楽しい。
2回目火入れ後

今日は、ほかにカワハギ竿の印籠芯を作って、挿げ口部分の糸決め&瀬〆漆塗り。我が師匠が火入れしたカワハギ竿ブランクは、狂いがでない。年季がちがうよなぁ。
2007.03.25 Sunday 18:14 | 丸竹フライロッド製作 | comments(7) | trackbacks(0)

リアルタイム丸竹フライロッド製作 その1

休日は釣りに出かけてなければ竿作り。らいじんHPでは「一ヶ月で作る丸竹フライロッド」なんて企画をあるが、急いで作ると使用中に曲がる。くせが戻る。やはりじっくりと時間を掛けて、火入れ、矯めをしないとだめなんだと最近気付いた。HP見てほんとに一ヶ月で作ったひとがいたらスマソ。
今日、8フィート#4位になる予定の切組を始めた。こりゃブログに記録しなくちゃ。

らいじん家の、本来は玄関であるところは竹置場になっているのだ。訪問者はお勝手のほうからアクセスすることになる。
竹素材

穂先を選ぶ。奥多摩から山梨県境で採取したすず竹(高野竹)。感じで、これに決め。
穂先選び


バット側は穂先の差込部直径+1.5〜2.0mmで探す。軽めの矢竹を選定。予定の長さよりやや長めに切断。芽をナイフでカット、整形、節周りのはかまも掃除する。



火入れ。強く焦がさないように注意。焦げない範囲で、火に近く少し長めの時間、高温に晒す。太ければ時間を要し冷めるのも遅く、ゆっくり矯められる。穂先はあっという間に高温になり焦げ易い。またあっという間に冷めてしまう。これに気付かずのんびり矯めていると、節で折ってしまう。


初回の火をきちっと入れることが大切。あるていどまっすぐでOK.紙テープでつなぎアクションチェック。まあいいんじゃないかね。



湿度のある漆室に入れ、わざと狂いをだし、そしてまた矯める。これだけで一ヶ月以上必要。この火入れや矯めに関してはアマチュアへら竿師「toshi」さんのHPが参考になるのだなぁ。
室には一ヶ月以上前から繰り返し矯めているブランクも入っている。ルアーロッドも作ってるんだなぁ。田舎の釣具屋さんで300円で買った布袋竹。来年の入間川グリーンフィールドのイベントでオークションに出品するのだ。


本日の作業はこれまで。じゃじゃん。犬の散歩でもいってくるべ。






2007.03.21 Wednesday 17:23 | 丸竹フライロッド製作 | comments(0) | trackbacks(0)

厳冬の奥飛騨 高原川 グルメな夜編

今回の奥飛騨釣り慕情旅はおやじ三人で一泊し、清らかな自然の中で加齢臭を清めることも目的であるのだ。本計画の発案者である「またぎのおじさん」のお勧めで、松本市安曇(上高地に向かう国道158号線にある)のレストラン&ホテル「グリンデル」に泊まった。高原川は奥飛騨温泉郷の只中にあるのだが、ここで安易に温泉宿でないところが「またぎのおじさん」の真骨頂である。内装はロッジ風。で、でぃなーのお時間がやってきた。いやいや、正統派なのできちんとディナーと書こう。えーと魚用のナイフは確か装飾されているはずだから、おっとこれだ・・・などと内心恐縮しつつ食しましたが、これが美味。西洋かぶれの釣りをするらいじんだが、ふだんは立ち食いそばずるずるといった食生活なので、この雰囲気に加齢臭がすっとんだ。で、旨い!

グリンデル
ロッジ風の「グリンデル」。グリンダヨではないので注意。ご主人はおフランスで料理の修業をなさった本格的フランス料理のシェフ、ではあるが昨今は蕎麦に精力を注いでいらっしゃる。何を食べても旨い、絶品、お勧め。リンク張りました。
写真の人物は義兄だが、さすが西洋風の建造物と溶け込んでいない。さすがである。



イワナ料理
グリルド岩魚。ソースが絶品。骨も抜いてあるので、ナイフ&フォークで岩魚と格闘することも無く、その神経を「あじわうこと」み集中できるのだ。えせ西洋釣り師も安心だ。ともかく、かように岩魚を美味しく調理した例を私は知らない。

メイン料理
さて、メインデッシュがやってきた。ビーフシチュー。絶品のドミグラスソースのなかでじっくり煮込んだおいちい肉なのだ。フォークですこっと裂けるので、これまたえせ西洋釣り師にはもってこいの料理である。力を入れすぎて、ナイフを皿底に「がちっ」なんてことは無いので、音楽を聴きながら大人の(おやじの)会話が弾むのである。釣りの後のこんな時間、は・じ・め・て。

そば
これが蕎麦。蕎麦であって蕎麦でない。蕎麦を超越した料理。
もしあなたが蕎麦通を自認し、この蕎麦を食したことがなければ、それを恥じなさい。(西洋風な文体)
石臼は乗鞍の有巣石。粉は地元弦そば。これ以上の情報はらいじんレベルでは述べられない。シェフが一番喜んでもらいたいのは、この蕎麦とみた!(ちがってたらごみんなしゃい)

その後のミルフィーユ、コーヒーと続くが、これは泊まって実感してね。ちなみに朝食の野菜にかかっていたドレッシングはイチゴの香りがした。季節を大切にする人なんだな。

釣りも、宿も、食事も満足する。これっていいなぁ。







2007.03.21 Wednesday 00:35 | フライフィッシング | comments(2) | trackbacks(0)

厳冬の奥飛騨 高原川 ドライで釣れちゃった編

かような状況で、川に入ったと思いねい。状況からはぼうずだべ。気温まいなすよんど。体感風速10m以上。体温をさっさか奪ってゆく。連休明け釣り師としては、流れの流芯にぷかぷか浮かぶフライを楽しむとか、丸竹フライロッドのテストしてんのよとか、にいそしむ。でもハッチがはじまった。11時頃にストーンフライが、その後18番位のメイフライ(ふふっ、フライ暦27年のらいじんであるから正確な学名までいい当てたい)が、それなりのハッチを開始。ふふっ、ハッチの虫(!)がなにかは諸君にゆだねる。(写真参照)
フライ

いわな
で、ドライで釣れちゃったイワナ。見栄はったので、イワナは平成14年春コレクションのCDCダンを咥えています。クリーム色のストーンフライがハッチしていたのでクリームボディ#14を付けてみた。

居着きイワナ
CDCの水を切ろうとフォルスキャストを繰り返すとCDCフライが凍ってしまう。おまけに目が疲れるのでインジケーターぼさぼさパラシュートを付けて歩いていたら釣れたイワナ。これは居付きのイワナで面構えがよろしい。なんか梅雨明けみたい。

やまめ
待望のヤマメ。ぴちゃぴちゃの浅い瀬に出ていた。塩焼きにキャッチ。久しぶりのヤマメの塩焼き、フキノトウの味噌和が本日のでぃなー。

速報:60cm近いイワナ、いた。義兄がテトラ際に餌を落として、ぱくり。ネット持参で駆けつけるも引き上げ作戦を検討するまもなく目測60cmイワナは逐電なさった。三人とも脳内興奮物質垂れ流しで写真は無いが・・残念。
明日は、宿泊した宿編。食事がおすすめ。美味い!!!! 乞うご期待。







2007.03.19 Monday 23:24 | フライフィッシング | comments(2) | trackbacks(0)

厳冬の奥飛騨 高原川の状況 雪降ってるじゃん編

で、土曜の早朝に出立。四駆にスタッドレスは必須。いしはらよしずみによれば、なんつっても雪じゃけん。

雪道
駐車場から川へ下りるアプローチ。いしはらよしずみ、天気予報あたってる。

雪と丸竹ロッド
連休明け若葉からの釣りに固執するらいじんとしては、雪に丸竹ロッドショットは貴重。気張ってHady perfectを装着。絵的にやるきまんまん。この時点でフライボックスのあるのはアント、ホッパー、パラシュート、カディス。幸いむか〜し巻いたCDCパターンがあったな、人の往来が激しい川原なので、写真の状態でカディスをぷらぷらできんわな。やっぱ全く見えないけどCDC#20でもぶらさげてベテラン風を装っか、などと動転している。

ふきのとう
川原のどての雪の下にはフキノトウが。2月の暖冬で出てみましたって感じですが、今は雪の下。本日、味噌和えで食しました。春だなぁ。



高原川
けど、川に下りてみると川原の積雪が無い。「またぎのおじさん」情報はあたっている。

夕暮れ
で、結構ドライで楽しんじゃって、気付いたら夕暮れ。冬の色だな。不思議。





2007.03.19 Monday 22:47 | フライフィッシング | comments(2) | trackbacks(0)

厳冬の奥飛騨 高原川でドライフライ 釣り人紹介編

釣り友の「またぎのおじさん」からお誘い。温泉の影響で冬でも水温が高くこの時期でもドライフライが楽しめる・・・・知ってたけど、どーせ渋色系ミッジなんて老眼じゃ見えないし、いったことが無かったけどだまされたつもりで誘いに同意。Yahoo天気で週末の情報を仕入れたら最低-4℃、最高気温0℃。時々雪だって。いまさらフライを巻く元気もないので平成16年夏秋コレクションの残りを持参。アントがぎっしりでどーすんの。で、どーせなら魚を拝みたいし初物ヤマメの塩焼きをイメージして、信頼のおける義兄をお誘いし塩焼きモードの保険を掛けた。

らいじん@高原川
見よ、らいじんの厳冬期仕様である。ワカサギ釣りじゃないのよん。


またぎのおじさん@高原川
またぎのおじさん。気温-4℃が高原川のベストとか・・・フライはなんでもいいんだって!  まぁ釣りのセミプロ的存在だから、今回は「はいはいはい」と参加することに。

義兄
義兄の凄腕餌釣り師。塩焼きゲットは確実。ビリヤードキュー職人で、たぶん世界でも屈指の開発力、技術力があると思う。
いずれの3人も「バカの壁」の向う側にいると思う。






2007.03.19 Monday 22:24 | フライフィッシング | comments(0) | trackbacks(0)

お引越し

yahooブログの使い勝手が不満(というより超超初心者おやじには意味不明の単語が多く操作できなかった)ので、JUGEMさんへお引越し。
実生活でも10回以上引っ越しているけどブログの引越しは簡単なもんだ。

カテゴリーが「身近な出来事」なので引越し初回の投稿は、なんとマイケルジャクソン。マイケルジャクソンなんてスリラー以降はあまり関心なかったけど、先日実姉が大枚15000円(安いほうのイベントね)をはたいてイベントに参加した。マイケルジャクソンのイラスト持参で、マイケルにお気に入りを選んでもらう趣向。で、姉のイラストは11/2300枚の確立で入選した。ご褒美は翌日、フォーシーズンホテルでのマイケルを囲んでのディナー。さっきその様子を電話で聞いたが、言葉にならない様子。一緒に写真に写ったりハグされたり、@40万円コースより充実振り。今年一番の出来事だなぁ。イラスト入手できたらアップします。
2007.03.14 Wednesday 22:50 | 身近な出来事 | comments(0) | trackbacks(0)